フロントの横揺れ(ロール)改善にはスタビライザーの交換がおすすめ
200系ハイエース バンは基本の設計が貨物。つまり、重い荷物を積載するために設計されています。そのため、どうしても乗り心地は乗用車やワゴンに劣ります。
乗り心地を改善するための足回りパーツがさまざまラインナップされている中で、どれに手を出せばいいか、どこから改善していけばいいか悩みますよね。今回は、カーブなどで生じる、車が左右へ傾く「横揺れ」を改善するために、乗り心地改善パーツ「スタビライザー」と「ショックアブソーバー」の交換をおすすめしたいと思います。
スタビライザーの役割とは
スタビライザーは、左右のサスペンションを繋ぐ棒状のパーツで、カーブを曲がるときに車体が片側へ傾く横揺れ(ロール)を抑え、安定して走行するための役割を担っています。また、高速道路での走行の際には直進時の安定性を向上させる役割もあります。
スタビライザーの純正比率とは
各メーカーが販売しているスタビライザーには、純正比率が記載してあります。これは純正のスタビライザーと比べての強度となっていて、純正比率が高いスタビライザーほど横揺れを抑えることができます。
では、純正比率が高いスタビライザーを選べば良いかといえば単純にそうではありません。純正比率が高くなるほど硬いスタビライザーになり、ショックアブソーバーの効果が制限されることで路面の凹凸を拾いやすくなってしまって突き上げが高まる可能性も出てきます。つまり、車に合わせたスタビライザーを適切に選ぶ必要があります。そこでお勧めなのが「Genb(玄武)」のスタビライザーです。「ボディーサイズ」や「駆動」に合わせたスタビライザーがラインナップされています。
Genb(玄武)のスタビライザーとは
「標準ボディの2WD/4WD」から「ワイドボディの2WD/4WD」までをラインナップしており、お車に合わせたスタビライザーに交換することで、ショックアブソーバーの性能を抑えることなく、不快な横揺れを改善しコーナリング時や高速域でのドライビングが安定します。
「Balance of Power」 慣性と重力の支配
Genb(玄武)のスタビライザーは、耐衝撃性・耐疲労性に優れた強靭なSUP材を使用し、卓越した技術をもつ熟練工が一本ごとに手曲げで成形した渾身の逸品。走行テストを繰り返すことにより導き出したレート設定と独自の機能が、ハイエースのポテンシャルを確実に向上させます。
- バランス重視の絶妙なレート設定
材質と構造をゼロから検討し、乗り心地を損なわない理想的なレートアップを実現。
※レート参考値:純正比120% - 「ローフリクションジャーナルブッシュ」付属
耐荷重性能と摺動抵抗の低減を最新技術によって両立させた、「ローフリクションジャーナルブッシュ」を標準装備。 - コーナリング時のロールを抑制
ロール剛性を効果的に高めることにより、コーナリング時のアンチロール性能を向上。 - 突風にも負けない直進安定性
突然の横風に見舞われても車体の傾きを瞬時に収束。高速域での安定したドライビングに貢献。 - 抜群の信頼性を誇る純正クオリティ
製造元「中央発條株式会社」の徹底した品質管理のもと、自動車メーカーの純正部品と同じ規格で生産。
※JAPAN MADE by CHUHATSU
ショックアブソーバーでも横揺れを改善
OHLINSのショックアブソーバーは「単筒式」。つまり「複筒式」の純正のショックアブソーバーより、オイルやガスの量が多いのが特徴です。そのため、純正と比べて「踏ん張る」力が強いショックになり、突き上げだけではなく、横揺れも抑える効果を発揮します。
ショックアブソーバーとスタビライザーならどっちを選ぶ?
もし純粋に突き上げは気にならず、横揺れだけを改善したいのであればスタビライザーの交換を。横揺れが少し気になる程度で突き上げを改善したついでに横揺れも改善したい。という方にはショックアブソーバーの交換がお勧めです。
ちなみにデモカー(Web号)にはOHLINSのショックアブソーバーを装着しています。このショックアブソーバーは「単筒式」なので、純正のスタビライザーでも充分な乗り心地が体感できています。また、純正などの「複筒式」のショックアブソーバーを装着しているのであれば、スタビライザーを変えることによって、より安定した乗り心地になります。
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- 200系ハイエース Genb(玄武) REAL FORCE チューンドスタビライザー
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