200系ハイエースのバンは、足回りの基本設計が「貨物」仕様。つまり、重い荷物を積載しても大丈夫なように、「リーフスプリング」や「ショックアブソーバー」など足回りのパーツの耐荷重性能を重視して設計されています。そのため乗り心地という意味では乗用車に劣り、特に荷物をほとんど載せていない「空荷」の状態だとその差は広まる一方です。これにより、多くのハイエースユーザーのニーズに応えるべく、乗り心地を改善するための様々なパーツが用意されています。
リアの乗り心地・突き上げが気になるならコンフォートリーフに交換を
200系ハイエースのバンは、当然ながら貨物車として設計されているため、1000kg(1t)の荷物の積載を想定してリーフが製作されています。そのためリーフが硬く、お仕事ユースではなく、日常ユースでお友達やご家族とお出かけ時に、路面の段差などの衝撃を十分に吸収できず、リアシートへの突き上げが生じて、乗り心地がかなり悪く感じることも多くあります。そんな悩みを改善するために開発されたのが1BOXNETWORK製のコンフォートリーフです。
200系ハイエース バンの純正リーフスプリングと比べると何が違うのか
1000kg(1t)の荷物の積載を想定している「200系ハイエース バン」のリーフスプリングと比べると、1BOXNETWORKのコンフォートリーフは「200系ハイエース ワゴン」に近いバネレートになっております。つまり、バンより柔らかいリーフスプリングに交換することで、バン特有の突き上げを軽減し、突き上げ感が軽減された柔らかい乗り心地になります。
ご購入者様の声
「基本ノーマル主義で足回りの改良(改造?)をしてきました。やはり構造変更には二の足を踏んでいたのですが、寄る年波には勝てず、商用バンのドン突き上げ改善にリーフを交換する事にしました。交換して直ぐに違いがわかりました。思わず笑っちゃいました。最初から交換しとけば良かったと。値段相応の激変です。大満足です。構造変更に成るのならと、一緒にローダウンブロックで一気に足回りのカスタムが進行中です。」
「200系S-GLを購入して一番不満だったのが、あのリアの「ドカンッ」と来る突き上げ感でした・・・バンなのでしょうがないのですが、リアシートに乗った家族が車酔いする程なので、これはなんとか改善したいと思い、リーフ交換を考えました。高い買い物なので、購入前にOGUshowにコンフォートリーフについて不明な点など質問させていただいて、「乗り心地はかなり良くなる」との事。購入を決心しました。結果は・・・乗り心地が激変しました!しなやかでマイルドな乗り心地になりました。もちろん突き上げ感はほとんどありません。ますますハイエースを運転するのが楽しくなりました。値段は高いですが、構造変更通知書付きだし、乗り心地を改善したいと思ってる方には絶対オススメです!OGUshow、親切、丁寧な対応ありがとうございました。」
タイプは3種類。「後後軸重」を基準にお選びください
コンフォートリーフには、バネレートに応じて「TYPE-1」、「TYPE-2」、「TYPE-3」と3種類ラインナップされています。どのタイプを選んだらよいかは、車検証に記載されている「後後軸重」が一つの基準となります。
後後軸重が「700kg」前後なら「TYPE-1」
TYPE-1は、乗り心地に優れたワゴン用のバネレートを基に、若干バネレートを高めることで、積載性能を確保しています。標準ボディ、ワイドボディミドルルーフで、主に荷室には何も積載しない車輌、ベッドキット程度を取付けてリアの車重が比較的軽い車輌に適合する、乗り心地重視のリーフスプリングです。
後後軸重が「900kg」前後なら「TYPE-2」
TYPE-2は、ワイドボディミドルルーフやスーパーロングボディで、内装架装車輌、キャンピングカー、介護車輌、ビジネス用車輌など、ノーマルと比べ荷室が重い車輌に適合したリーフスプリングです。TYPE-1よりバン(貨物)純正リーフ寄りにバネレートを計算して耐荷重135kgアップをして開発されています。
後後軸重が「1000kg」前後なら「TYPE-3」
TYPE-3は、板ばねを1枚増やして5枚とすることで、さらに高荷重に耐える設定としました。とはいえ、各ばねの絶妙なセットアップにより、乗り心地を損なわない設計が施されています。スーパーロングで、キッチンや収納などをはじめ多くのキャンパー装備を搭載したヘビーな架装車輌なら、TYPE-3がお勧めです。
- 商品ページはこちら>>200系ハイエース 1BOXNETWORK コンフォートリーフ TYPE-1
- 商品ページはこちら>>200系ハイエース 1BOXNETWORK コンフォートリーフ TYPE-2
- 商品ページはこちら>>200系ハイエース 1BOXNETWORK コンフォートリーフ TYPE-3
「構造変更通知書」が付属します
コンフォートリーフを装着した場合、構造変更の手続きが必要となります。構造変更は車検の取り直しとなりますので、車検満了までの残りの日数は無効となり、重量税の還付もありません。新車登録時もしくは継続車検時をお受けになられる際にお取り付けされることをお勧めします。お買い上げいただいたユーザー様には、車検証の写し(新規登録前の車両への装着の場合は「完成検査証の写し」)を、メール、FAXもしくは郵送にて当店にお送りいただきます。確認でき次第、商品の発送となります。その後、当店よりワンボックスネットワーク事務局を通じて陸運支局へ申請し、車台別認可の通知書の手配をいたします。通知書のご用意ができ次第、商品とは別にユーザー様にお送りいたします。この通知書を添付すれば、構造変更検査もスムーズに行なえます。なお、車検証のコピーをいただいてから通知書の発行までに3週間前後掛かりますので、あらかじめご了承ください。
※乗り心地については、実際にお車に乗られる方によって感じ方が異なりますので、あくまでご参考としていただければと思います。