ジャパンキャンピングカーショー2018レポート。次は、FFヒーターやハイドロニックなどで知られるエバスペヒャー ミクニブースです。展示されていたエバスペヒャーミクニ様のデモカーは、オグショーにて製作させていただいた車輌です。
車内には、イベント会場などで実演をしていただけるようにヒーターやクーラーを装備しました。また、遠方への出張の際も、車内で快適に過ごしていただけるように内装に装備を備えた車輌になっています。
ハイドロニック(ウォーターヒータ)とは、FFヒーター(エアヒーター)と異なり、エンジン冷却水回路を利用して温め、余った熱を空気で送りだすものです。エンジンを停止した状態でも、走行している時のように冷却水を温めるため、純正のヒーター吹き出し口から温風が出るようになっています。そのため、新たにヒーターの吹き出し口を作ることがありません。
ハイドロニックについての詳しい情報はこちら >> オグショー公式サイト
収納力を重視したFLベッド片面仕様
デモカーの荷室スペースに装備したベッドは、荷物の収納に優れた脚の無い画期的な製品です。置くベッドマットは細かく分割して製作しているため、ベッドの上から荷物の取り出しも簡単です。
アイドリングストップ用クーラー「クールトロニック」
デモカーには参考出品のクールトロニックが装着されていました。これは、車載のエアコンとは別の独立したシステムで、アイドリング・ストップ時に車載バッテリーで電動コンプレッサを動かすクーラです。
クォーターガラスに装備され、室内機と室外機の一体型構造で、ボディの補強や配管固定などが不要で簡単に取り付けられます。また、室内機は、仮眠するドライバーへの圧迫感を軽減するようデザインされており、室外機は背面後部への突起が少ないので荷室に干渉することがありません。
この車輌についての詳しい情報はこちら >> オグショー公式サイト
アウトドアや災害時にも役立つ「外に持ち出せるヒーター」
新製品として展示されていたのはポータブルヒータ。一般的なFFヒーターと異なり、これは車外に持ち出せるヒータで、さまざまなシーンで役立つアイテムとして注目されていました。
電源さえ確保できればさまざまなアウトドアシーンで活躍します。コンパクトな本体も魅力です。
このように、ダクトを通してテント内に暖かい空気を送り込むことが可能です。これなら真冬のキャンプでも快適に過ごせそうです。
他にはない独創的なアイデアで、発売が待たれる楽しみなアイテムです。