2021年10月20日と2022年2月28日にビッグマイナーチェンジされた「3型 キャラバン 」。
ガソリン車:2021年10月20日発表(令和3年10月20日)
ディーゼル車:2022年2月28日発表(令和4年2月28日)
このビッグマイナーチェンジではフロントグリルとフロントバンパーのデザインが変わり、よりダイナミックで力強く、存在感のある顔になったのが強い印象です。一方、内装の中ではシート(座席)の生地やデザイン等も仕様変更され、それに伴い、当店の「ESシートカバー」の仕様、取付け方法を変更して、3型キャラバン用をラインアップしましたのでご紹介します。また、3型キャラバンのフロントシートはシートカバーを取付ける際にフロントシート(座席)を取外す必要があります。フロントシートの取外し方法については、別の記事「3型 キャラバンのフロントシート(座席)の取外し方」で紹介していますので、下記リンクよりご参照ください。
3型 キャラバンのフロントシート(座席)の
ESシートカバー取付け方法
┃1.まず、フロントシートを車輌から取外します。
取外し方法につきましては上記のリンク「3型 キャラバンのフロントシート(座席)の取外し方」をご参照ください。
┃2.シート座面裏面にあるフックを外し背面のシートと繋がっている純正のカバーを外します。
┃3.背もたれからシートカバーを取付けます。背もたれの上からカバーを被せ、左右で均等になるよう交互に被せていきます。
ポケットの付いている方が裏面になります。
┃4.シートカバーヘッドレストの穴からヘッドレストガイド(ヘッドレスト取付け穴部分)を出します。生地の伸びる方向から穴を通していき、ヘッドレストガイドを押し出すと取付けしやすくなります。
ヘッドレストガイド部分の詳しい取付け方法については、別の記事「ヘッドレストガイド(ヘッドレスト取付け穴部分)にシートカバーを取付けるコツ!」で紹介していますので、下記リンクよりご参照ください。
┃5.シートの背もたれと座面の間から背面へ生地を押し出します。
┃6.押し込んだ生地をシートの後ろ側から引っ張り出します。その後、座面の生地と引っ張りだしたシートカバー生地のマジックテープ(オス)を貼りあわせます。
┃7.次に座面のカバーを取付けます。タグがある方を外側(ドア側)にしてカバーを装着します。カバー裏面でとまっているマジックテープを外してください。
┃8.カバーを座面の向きに合わせ、先程外したマジックテープを背もたれと座面の間に通します。
┃9.マジックテープと同じようにシートの背もたれと座面の間に生地を押し込み、後部側に生地を押し出します。
┃10.カバーを裏返し、シートとカバーの位置を合わせます。
┃11.シートカバーとシートとの位置がずれていないかを確認しながら被せて行きます。シートのサイド(内側)はマジックテープで貼り合わせます。
┃12.シートカバーがシートサイドのレバーやシートベルトの隙間に入っていないと生地が浮いてしまいます。後ろから引っ張りながらしっかりと生地を隙間に入れてください。
┃13.シート裏面に周り、最初にはずした純正のカバーをフックに掛け元に戻します。
┃14.前側のリングが付いているベルトに後ろ側のベルトを通し、マジックテープで固定します。
┃15.片方のリングには2本のベルトを通してください。
┃16.次にカバーをヘッドレストに被せます。内側の生地が外側に出ないように被せ、マジックテープを貼り合わせます。これでシートカバーの取付けは完了です。
┃17.最後にシートを車内に戻しボルトで固定した後、ヘッドレストを取付けて設置終了です。
※取付けの際は、内装やボディに傷がつかないように注意してください。
※シートを車両に戻す際にはすべてのボルトを均等なトルクで確実に固定してください。 ボルトに緩みがないことを定期的に確認し、必要に応じて増し締めしてください。
※少しでも不安がある場合は、専門ショップへ依頼されることをお勧めします。取り付けの際に生じた破損や事故につきまして弊社では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
ESシートカバーは肌触り・座り心地はもちろん、フィッティングを重視して設計・製作されているため、正直、取付けは大変です。その代わり、取付け後は純正品のような仕上がりになり、生地には約10mmのウレタンが縫いこまれいるので、クッション性も上がり座り心地も良くなります。さらに、生地は安全基準を満たした難燃性であるのはもちろんのこと、汚れや傷にも強く、長年使っていても破れにくい生地を採用しています。ぜひ3型 キャラバンに当店のシートカバーをお取付けの際にはご参考になさってください。
シートの生地・組み合わせは3種類!
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ブラックレザー
オグショーが独自に開発したオリジナルレザー。トランポでのハードな使用を想定し、一般的なビニールレザーと比べ、耐久性に優れた生地に仕上げました。見た目にも高級感があり、お手入れも容易で、さまざまなタイプのトランポユーザーにお選びいただいています。
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ブラックモケット
創業時からの定番生地といえば、このモケット。「モケット」とは布地の一種で、簡単に言えば、じゅうたんの毛を短くカットしたような風合いです。肌触りが良く、通気性に優れた生地。この生地の肌触り・快適さを知ると、他の生地には変えられない・・というユーザーもいて、根強い人気があります。
- ブラックレザー×ブラックモケット
「ブラックレザー×ブラックモケット」のコンビ仕様は、中央部分には肌触りの良いモケット素材を採用。夏は涼しく、冬は冷たくなりにくい効果が期待できます。だからといってデザイン性もないがしろにせず、基本となるレザー生地と近似色のモケット素材を組み合わせることにより、シートカバー全体の統一感を保っています。
キャラバン オグショーESタフスペックコンセプト仕様
耐久性・耐水性に優れたファブリック素材「CORDURA®」
ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れたCORDURA®(コーデュラ)を使用。よりタフな使用を想定したシートカバーで、コンセプトカー「オグショー ESタフスペックコンセプト」に採用しています。