ハイエースやキャラバンに
取付け可能なサイドオーニング
サイドオーニングとは、ハイエースやキャラバン、キャンピングカーなどのサイドに取り付ける幕体のことで、「日よけ」や「雨よけ」の役割があります。通常のタープとは違い、サイドオーニングはロールタイプになっていて、一度車輌に取付けてしまえば専用のハンドルを使うことで簡単に設営、収納することができるのが最大の魅力。キャンプ場などのアウトドアではもちろん、さまざまなアクティビティのフィールドで仲間が集う憩いの空間をカッコよく演出してくれます。
しかし、一般的なテントと同じく風には弱く吹き飛ばさてしまう危険性があるため、しっかりと固定することはもちろん、風の強い日は絶対に使用しないよう気をつけましょう。今回は、日本国内でのオーニングシェアNo.1のブランドFIAMMA(フィアマ)社のサイドオーニングの展開方法を紹介します。
FIAMMA(フィアマ)のサイドオーニングとは
1945年にイタリアで創立されたFIAMMA(フィアマ)社。日本国内でのオーニングシェアNo.1の信頼のブランドです。最初に生産したのはコンパクトガスレンジとのことですが、今では、サイドオーニングのみならず、サイクルキャリヤやさまざまなアクセサリなど、キャンピングカー関連用品の世界的なブランドです。
FIAMMA サイドオーニングF45sの特徴
当店で取扱っているFIAMMA サイドオーニングの機種はF45sです。ボディーカラーはポラーホワイトで、ファブリック(天幕)を巻き上げるためのクランクの位置が正面向かって右側にあるため、車輌左側にオーニングを装着するケースが多い国産車の場合、助手席ドアと干渉する心配が無く使い勝手が優れています。さらに、FIAMMA サイドオーニングは補修パーツの国内在庫が豊富なため、壊れたパーツが欲しい時もすぐ対応できるのが魅力です。
※NV350キャラバン ロングボディ標準ルーフ用のFIAMMAサイドオーニング F40vanのみ、ボディーカラーは「ディープブラック」で、クランクの位置が正面向かって左側になります。
サイドオーニングの展開・使用方法
┃オーニング本体から幕体を出します
最初に、付属のクランクハンドルをサイドオーニングの端部にあるフック部分に引っ掛ます。ハンドルを半時計回しに回していくとオーニングが開いていきます。
┃開いたオーニング側から足を取出します
ある程度広げたところで、オーニングの内側に収納されているオーニングレッグ(脚)を取出します。ここで、脚を下ろす前にオーニングを一気に展開してしまうと、幕体の重みでアームが故障する可能性がありますのでご注意ください。
┃お好みの長さまでオーニングを広げます
取り出した脚には、長さを調整するためのツマミが着いていて、このツマミを反時計回りに回すことでネジが緩み、脚の長さを調整できます。
脚を伸ばしたら、幕体を広げ、脚をずらして合わせる。この動作を繰り返し行い、お好みの長さまでオーニングを広げます。繰り返しになりますが、最初に幕体を広げ過ぎるとオーニングの故障に繋がるので、必ず幕体は少しずつ広げるようにしてください。
┃オーニングを固定して完成です
最後に、オーニングが風で飛ばされないように重りを置いて、しっかり脚と固定したら設置完了です!
ペグが打込める地面には、オーニングレッグ(脚)をオプションパーツのプレートで押さえペグでしっかりと固定することが可能です。
※風の強い日はサイドオーニングを使用しないことを強くお勧めします。サイドオーニングが風でめくれてしまうと、最悪の場合、オーニングが格納できず、走行自体が難しくなってしまいます。
サイドオーニングの正しい使い方を動画で紹介!