「キャラバン」ガソリン車をマイナーチェンジ
日産自動車株式会社は、2021年10月20日、「キャラバン」ガソリン車をマイナーチェンジし、同日より販売を開始すると発表しました。なお、今回のマイナーチェンジを機に、ガソリン車は、車名を「NV350キャラバン」から「キャラバン」に変更します。
今回のマイナーチェンジでは、車名や機能、グリルなど様々な点が改良されました。ここでは、マイナーチェンジにより向上された「動力性能」について紹介します。
7速化で静粛性は明らかに向上
2Lエンジンは排気やエバポ規制に対応した小変更にとどまる一方、トランスミッションは従来5速だったATを7速に変更されています。加速時と巡行時の静粛性の高さは、7速化によってエンジン回転数を低く抑えられた効果となり、感覚的にはミニバンに迫る静粛性を実現しています。（吸音材や遮音材は従来と同じです）。ちなみに100km/hでのエンジン回転数は約2200。従来の5速は2400から2500回転だったため、かなりエンジン回転を抑えています。そのため、120km/h走行時の前席の騒音レベルは、従来モデルに対し1.4デシベルも下がっています。
また、7速化によって静粛性が向上しただけでなく、多段化したワイドレンジによって動力性能と燃費性能の両立を実現しています。さらに、追加されたマニュアルシフトモードにより、意のままのドライビングや運転疲労軽減を実現。この7速ATの採用とともに排気法規規制対応のための触媒変更、排気法規規制対応および燃費最適化のためのECM（Engine Control Module）ソフトウェア変更なども行なわれており、結果として2.0リッターモデル（2WD）では現行モデルに対して5％、2.5リッターモデル（2WD）では3％の燃費性能改善が図られる一方で、2.0リッターモデル（2WD）の発進加速性能は従来から3％改善されています。
キャラバン 2021年10月マイナーチェンジ車輌への適合について
オグショーオフィシャルネットストアで取り扱っている商品で、2021年10月20日にマイナーチェンジされたキャラバンへの適合が未確認の商品もあります。マイナーチェンジ後の車輌にお取り付けされる場合は、ご注文手続き画面の「備考欄」に、その旨ご連絡をお願い致します。なお、適合が確認できるまでにお時間を要する場合もありますので、あらかじめご了承願います。
