名門ブランド「OHLINS(オーリンズ)ショックアブソーバー」の特徴
ハイエース、キャラバンは基本の設計が貨物。つまり、もともとは重い荷物を積載するために設計されています。そのため、ファミリーユースとしての使用目的ですと、乗り心地はどうしても乗用車やミニバンに劣ってしまいます。そこでご提案するのがショックアブソーバーの交換です。OHLINS(オーリンズ)のショックアブソーバーの特徴は、分かりやすく言うと純正のショックアブソーバーに比べ安定性が良く、段差を乗り越えた後もスムーズにふらつきが収まります。つまり、縦揺れと横揺れが軽減され、運転の安定性や乗り心地の向上に効果を発揮します。
減衰力を調整して自分好みの味付けが可能!
一般的な他メーカーのショックアブソーバーの減衰調整機構は14段階が多い中、OHLINS(オーリンズ)は20段階の減衰調整機構を搭載しているため、高速道路を走行時や、積載物が多い時は硬めの減衰力に調整でき、街乗り時や積載物が少ない時は柔らかめに調整するなど、他のショックより細かく走行シーンや積載状況に合わせたセッティングが可能です。
減衰力の調整方法は?
OHLINS(オーリンズ)のショックアブソーバーは減衰力の調整方法にもこだわっています。フロントの減衰力を調整する際、他メーカーのショックの場合は調整ダイヤルに手が届くように片方ずつハンドルを左右に切る必要がありますが、OHLINS(オーリンズ)のショックアブソーバーは調整ダイヤルが上部にあるためハンドルを切る必要がなく、スムーズに減衰力の調整ができます。まずダイヤルを一番右まで回して締め、一番硬い状態にしてから何段階ダイヤルを左回りに戻すかで柔らかくすることができ、お好みの乗り心地に調整します。
┃フロントの減衰力調整方法
フロントは写真の金色のダイヤルを使って調整します。2枚目の写真のように、通常、タイヤの上から手が届く位置にあります。
①.一番右までダイヤルを回して締めます。
これで、一番硬い減衰力「20」の状態になります。
②.「カチッ」と音が鳴るまでゆっくりダイヤルを左に回します。
音が鳴るごとに減衰力が「19」「18」…と柔らかくなります。20段階調整が可能なのでお好みの減衰力まで戻してください。
基準となる減衰力のセッティングについてお問い合わせを多くいただきます。乗り心地は車種や路面状況、積載状況、感覚によって変わりますので、ご参考としてフロントは減衰力を10~13(7~10戻した状態)で試していただき、そこから硬く、もしくは柔らかくと自分好みの乗り心地に調整してみてください。
┃リアの減衰力調整方法
リアは写真の黒色のダイヤルを使って調整します。調整の仕方はフロントと同じです。
①.一番右までダイヤルを回して締めます。(HARD方向)
一番硬い減衰力「20」の状態になります。
②.「カチッ」と音が鳴るまでゆっくりダイヤルを左に回します。(SOFT方向)
音が鳴るごとに減衰力が「19」「18」…と柔らかくなります。20段階調整が可能なのでお好みの減衰力まで戻してください。
乗り心地は車種や路面状況、積載状況、感覚によって変わりますので、ご参考としてリアは減衰力を5~10(10~15戻した状態)で試していただき、そこから硬く、もしくは柔らかくと自分好みの乗り心地に調整してみてください。
リア減衰力調整のコツ!
【運転席側】
運転席側は後輪の前側から腕を入れるとダイヤルを調整しやすいのでオススメです。
【助手席側】
反対に助手席側は後輪の後ろ側から腕を入れるとダイヤルを調整しやすいのでオススメです。
「OGUshow×OHLINS トランポモデル」とは
通常仕様のオーリンズショックアブソーバーDFVでは、前前軸重が1000kg前後に装着した際にベストパフォーマンスが発揮される仕様に対し、ディーゼル車やワイドガソリン、4WD車などの、特にフロント重量が重い車輌には通常仕様ではカバーしきれず、ベストパフォーマンスが発揮されないことも。そんな、ディーゼル車やワイドガソリン、4WD車に対し開発されたのがトランポモデルです。トランポモデルは前前軸重1250kg前後の車輌に装着した際に最大限のパフォーマンスが発揮されるようチューニングしました。これにより2WD車でも常時荷物を積載されたり、架装により車両重量が増した車輌や、ディーゼル車・4WD車にお乗りのユーザーにも最適なショックアブソーバーができあがったと自負しています。トランポ専門店 オグショーだからこそできたトランポモデルを是非体感してみて下さい。